ゆるいのゆるく難病と生きていくためのあれこれ

27歳独身で難病と診断されました。そして退職。アラサー目前にこれからどう生きていくのか、、難病と診断されてからのあれこれや、もらえるお金のことなどをまとめていきたいと思います。

コロナ騒動の中 働く人が欲しいもの

こんにちは。

また少し間があいてしまいましたが、今日はちょっと思うこと。

 

 

コロナウィルス騒動が始まってから医療従事者など働く人への感謝の気持ちや賞賛を述べるメッセージがいろんなところから流れてきますね。

昨日も姉の知り合いから医療従事者の人に拡散して、とありがとうのメッセージ集みたいなのがわたしのところに送られてきました。

 

 

これをみた時にどうもなにか違和感を感じるんですよね。

(そんなわたしも、流通の方ありがとーって言ってたけど)

 

 

 


私は今臨床で働いていないし、バリバリ現役看護師と言うわけではないのであまり声を大にして言うのは憚られるんですが、、

 

 

今危険を犯しながら働いている人たちが欲しいものは感謝や称賛の声ではなく『安全』と『対価』と『心身の休養』だと思う

 

 

 

 


もちろん日々の仕事のモチベーションとして誰かに感謝されるというのは大事なことでとても嬉しいことです。

 


私は看護師は人に感謝される機会がすごく多い仕事だと思っています。

患者さんやその家族からありがとうと言ってもらう機会がすごく多くもちろんそれがやる気だったりやりがいにつながっている。

 だからこそこの仕事が好きだし人の役に立てているということが好きだったりする。

 



でも今はそれじゃない

 

 

 

看護はよく奉仕の心とか献身と言う言葉が代名詞として使われることがあるけれど、それでも大半の人は仕事だからやってるっていうことが多いと思うんですよね。

 


自分が生きるために仕事をするその仕事として医療従事者を選ぶ

 


もちろん根底として誰かのために働きたいとか人を助けたいって言う思いを持っている人が多いと思うけど、あくまで仕事なわけで。

 

 どの仕事もそうだと思うけど仕事じゃなきゃやってらんねーよ!!って瞬間て多いと思うんですよね。

 

病棟勤務の時は夜中の3時に便失禁でシーツから何から全部交換してる瞬間に、私何やってるんだろう。なんて思うこともあったし。

入院して1週間経ってから結核でしたって言われたり、喀血の血液を思いっきり浴びたり。

 

そうでなくたって病院ていろんな菌やウイルスが死ぬほどウヨウヨしているわけで。

日々いろんな危険な状況に晒されながら仕事をしているんですよね。

 

 

これは看護師に限った話じゃなく、毎日いろんなところでいろんなリスクを負いながら仕事をしてくれている人たちがたくさんいるということ。

ありがたいですよね。

コロナだからじゃなく、働いて日々の生活を送れるようにしてくれている人がいることにありがとうっていう思いは大事だと思います。

 

 

その人たちがなんで頑張って働いているかというと

それは生活のため。

 

これが大半じゃないですかね。

よく自分がその仕事を選んだんだから文句言うなーとかいう人もいるけど、そういう問題ではない。

 

 

だから別に自分の命を犠牲にしてまで人助けがしたいわけじゃないんですよね。

結果としてそうなっている人たちもたくさんいるけれど。

自分が生きていくために仕事をしているんだから。

 

だからこそ、まず自分の身の安全が守られなければいけないし、自分のやってる仕事に対して相当な評価を欲しいと思う。

そしてその評価は褒められることとか感謝されることじゃなくてお金としての対価。

 

 

そして働く人たちの心身のケア

身体面はもちろん、感染のリスクにそなえるためにもしっかりとした休養をとりながら仕事をする必要がある。

 

日本ではカウンセリングが特別なものとして扱われているけど、アメリカなどではもっと身近なものとして行われているんですよね。

 

カップルのコミュニケーションがうまくいかない時にカップルセラピーを受けたり。

 

 

精神疾患の治療としてメインに行われている日本とは少し違う。

 

なんならアメリカでは精神科のカウンセラーや医師もまた、他の誰かにカウンセリングを受けていたりします。

 

 

それだけメンタルケアというのは大事で、誰にでも必要なこと。

だからこのコロナの渦中、頑張って不安や恐怖を抱えながら働いてくれている人たちのケアをできるような環境が整ったらいいと思う。

電話でもいいしオンラインでもいいし。

 

仕事のことを考えずにぼーっとできる時間でもいいけど。 

 

 

だから、日本のトップは感謝とか言ってる場合じゃないのよ本当に。

感謝は大事、頑張って働く人に暴言をはいたり差別するなんてもってのほか。

 

でも、やるべきことは働く人を守るための政策。

 精神論じゃ守れない。

(守る気ないのかもしれないけど)

 

 

 

そして私たちが医療従事者に感謝するなら

 

感染を広げるような行動をとらない

医療資材を無駄に買わない

 

これにつきると思うのです。

 

 

 

 SNSで医療従事者や働く人を支援するクラウドファンディングも多くあるのでそれに参加するのもいいと思う。

 

 

 

とまあ思っていることをつらつらと書いてみました。

みなさんもう給付申請されたんでしょうか。

私はマイナンバーカードないので大人しく申請書が来るのを待ちます。

 

近いうちにお見舞い金の話を更新しますね。

今日はここまで。