私が難病と診断されるまで⑤
こんばんは。
更新が遅くなってしまいました。
緊急事態宣言がされ、私も職場のはからいで在宅勤務となりました。
免疫抑制剤を飲んでいるので危険、ということで他のスタッフが外回りに回ってくれています。
ありいがたいけどみんなが心配😢
さて、
私が難病と診断されるまで④ - yujugem1222のブログ
の続きです。
救急外来受診後、彼氏に抱えられ帰宅。
抗生物質と、解熱鎮痛剤としてボルタレン坐薬が処方されました。
帰宅後は坐薬を使用するとものすごい発汗の後久々の36度台に解熱。
やっと少し休めると思ったのも束の間、また5、6時間すると激しい悪寒におそわれる。
この時には時間の感覚もあまりなく、熱が下がった時に少し寝て、上がってを繰り返していました。
それでも内服に比べると効果はテキメン。
熱が下がると頭痛もなくふらふら動き回れるくらいでした。
鼠蹊部のリンパは日に日に大きくなり痛みもましてくる、明らかに風邪ではないだろうと思いどこかきちんと診断してくれる病院はないかと考え、熱が下がっている間に元血液内科を専門にみているクリニックを受診。
鼠蹊のリンパの触診もされましたが、血液疾患(悪性リンパ腫など)などの悪いものではなさそうとのことで、ここでも抗生物質を飲んで自然に熱が下がるのを待つしかない、といわれました。
救急外来でもらった坐薬は全部で3つ。
熱が上がるごとに使っては1日でなくなってしまいます。
この夜も熱との闘いでひたすら布団の中で耐え続けるしかありませんでした。
そして気づくと口の中に大きな口内炎
そして感じる陰部の違和感
蘇る悪夢。
(これはヘルペスだ。。。)
このままではまたあのひどい排尿痛を味わうことになると思い、婦人科を受診することを決めました。
その日はもう夜だったのでその時のために残りの坐薬はとっておくことに。
そして翌日、ウーバータクシーを利用し婦人科へ。
Ubertaxi使ったことありますか?
Ubereatsのタクシー版なんですが、アプリで近くにいる登録されたタクシーを配車できて、登録したクレジットカードで支払いがされるのでその場での支払いもいりません。
先にアプリで行先を指定することもできます。
が、ここに一つ問題が。
最初に配車予定だったタクシーが行先入力したとこでキャンセルになったのです。
おそらく行き先が産婦人科だったから。
妊婦だと思ったんでしょうね。
病人や妊婦を乗せるのを嫌がるタクシーも多いのです。
すぐに別の運転手さんが来てくれて自宅前までつけてくれました。
Uberでは車の車種を選ぶこともできて、普通のタクシーよりかなり広めです。
この方は私と同世代の娘さんがいるようでとても親切に対応してくれました。
引っ越してから婦人科のかかりつけがなかったので近くの婦人科につけてもらおうとするとなんと休診。そのままタクシーの中で別の病院をさがしなんとか隣町の婦人科を受診できることになりました。
タクシーの中から事前に電話をし、受付で問診票を記入。
39〜40度の熱が4日ほど続いており陰部に潰瘍ができている、と記入したところで受付のスタッフが医師に確認します、と。
しばらくして帰ってきたスタッフから
「先生からうちではみれないから大きい病院にかかったほうがいいとのことでした」と。
まじか
まあそうなんです、町医者でできることは限られていますし今思えばこの先生の判断は正しかったと思っています。
でもなんとかたどり着いた病院、もうタクシーも帰ってもらったところで、、
受付で総合病院を紹介してもらい、そちらに向かうことに。
この時点で金曜日の16時。もちろん総合病院の診察時間は終わっています。
紹介状ってもらえますか?と聞くと
「うちではみてないのでかけません」と。
まじか
いや、そうなんだよそうなんだけど。
自分も総合病院に勤めていたからわかる。時間外の総合病院に紹介状なしは受診のハードルが高い。
ご自分で電話してかかってくださいとのことで、病院をでてその場で急患受付の番号へ電話。
『40度近い熱が4日前から続いていて、頭痛と嘔吐があり陰部に潰瘍ができてるんです』と伝える。
この時はヘルペスだとおもっていたので婦人科受診希望と伝えると、それでは月曜日の受診をお取りします。と。
月曜日!!!!
それはしんどいと電話口で伝える。すると受付スタッフから救外看護師に代わってくれて、もう一度病状を伝えるととりあえず内科でみますとのことで救急外来で受け付けてくれることになりました。
看護師さんありがとう。(泣)
近くでタクシーを拾い総合病院へ。
まだ解熱剤が効いておりなんとか動き回れたので問診票を記入し座ってまつことに。
寒い。
外の気温にあわせて薄着できてしまったことを後悔した。
解熱剤が切れた寒気が襲ってくる。
身体を縮こめて待つも震えが止まらない。身体全体がガタガタ震える、
途中通りかかった医師が気付き中に通してくれた。
採血や点滴の指示が入りましたがシバリングで末梢の血管はしまってしまってるので全然採血がとれない。。
何度もさされ結局鼠蹊の動脈から採血することに。
採血と血液培養をとり点滴で解熱剤を入れてもらった後、産婦人科の先生が残っていたとのことでみてもらえることに。
ヘルペスのぬぐい検査をし、結果は1週後になるとバルトレックスを処方される。内科でも週明けに再診するとのことで診察予約をとる。
正直この時点でも結構しんどかったので入院したかったけれど、独歩できてるから無理なのか、、と思い彼氏に迎えにきてもらいまたも帰宅することになりました。
さて、長くなってしまいましたが、次回やっと入院の巻。
私が難病と診断されるまで⑥ - ゆるいのゆるく難病と生きていくためのあれこれ
につづく。